彫書家 齊木丘菫)
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津山桜への想いを形にした新作「津山城跡 桜雲-明暗ざくら」のほか、阪神淡路大震災の古寺廃材を使い、木のいのちを蘇らせた「阪神淡路大震災・古寺廃材彫書」作品など、齊木丘菫が創造する「書の鑿(ノミ)彫刻=彫書」の世界。 |
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「私の師匠が津山出身ということと豊福先生のご両親また沢山の方との親交があり、津山とは縁が深いのです」とおっしゃる先生。 作品を良くするには、中身をよくすることです。それには、良い本を読んだり、絵を見たり、美しいものを見ることです。 ▲製作中の先生 |
▲丘菫さんが「遊」の字をカットして サンドブラストとして仕上げた花瓶です。 |
さくらを彫るなら、津山城跡のさくらの雲を表現したいと思いました。 彫書は書と彫刻を組合わせた芸術。 さくらの花びらには薄いピンクの岩絵具が塗ってあり、先生のやさしさが伝わってくるような作品でした。 また、先生は視覚障害者の方たちにも指導しておられるそうですが、逆に教わることが多いとお話くださいました。 ▲M&Y記念館のギャラリーの様子。 ▲衆楽園の風月軒彫書 |
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期 間:2008年4月29日(火)〜5月25日(日) ※月曜休館(祝日・休日の場合は翌日休館) |
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【齊木丘菫プロフィール】 齊木さんは津山出身の彫書家・彫無季氏(1904−92年)に師事し、「工房 輪(りん)」を主宰。作品はパリ、ブリュッセル両日本大使館、大本山本興寺宝物殿(兵庫県尼崎市)など各地に収蔵、常設展示されている。津山市では、衆楽園の風月軒・清涼軒に扁額彫書がかけられている。 |
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齊木丘菫先生からの手紙です。(08.6) | 9th EARTH ART EXHIBITINO KOBE to ISTANBUL "芸術からの心の復興"をテーマの阪神淡路大震災の神戸そして、1999年トルコ大地震から見事復興のイスタンブールへ。 兵庫県立美術館 2008.9.20〜 9.25 アヤソフィア博物館 2008.11.19 〜11.23 (トルコ世界遺産) 日本全国の日本画・洋画・書道・工芸・陶芸他200の美術展です。 美j術展(feel)×特別パネル展(study)×ワークショップ(create) アートを観て学んで体験する 特別パネル展・・・・「人はなぜ絵を描くのか?」 ワークショップ NIJI PROJECT 虹の架け橋は、半分は神戸、残り半分をイスタンブールで創り上げる。来場者、関係者一人一人の想いを重ね、全員で作品創作の喜びを体験する。 神戸展を終えた後、船便でイスタンブールへ、来年1月日本へ作品は戻ります。約6ヶ月の旅です。(搬入7月末) 私は日本の桜、津山城跡の桜を神戸で、更にイスタンブールの多くの人々(世界遺産への海外観光客も含め1日4,000人程)に観て知ってほしい。他の作品候補の中より敢えてM&Y記念館の"明暗ざくら"に決めました。 つきましては10月20日〜10月26日の工房輪展(ギャラリー八重洲・東京)には津山市市長室展示の"明暗ざくら"(二作制作、M&Y記念館と同寸43cm×90cm×5cm、少し違う兄弟桜)拝借したい旨、津山市にお話をしました。(短期間持出し) 各地で"明暗ざくら"のお花見を願って止みません。 | |||
▲WaWaWa2008年夏号に齊木丘菫先生のインタビューの様子が載っています。 この本文の中に詳しく、津山桜への想いを形にした新作「津山城跡 桜雲-明暗ざくら」への思いが書かれていました。 津山城跡の桜を二作、それぞれに昼の陽光ざくらと夜桜を 桜樹のエネルギーと桜花のいのちを込めてノミ彫刻で表現しました。 |
▲大人も子供の障害の有るも無しも互いを見つめあい、力を出し合う前向きの社会を築いて欲しいです。 工房 輪展では「家族の絆・彫刻アートコラボレーションコーナー」で「孫×祖父・祖母」「子×親」「兄×弟(妹)」等作品内容や家族構成も自由に彫書を制作。子や孫の成長をその時ならではの貴重な作品と見守る家族の共同作業はいいものです。(本文から抜粋) |
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