津山城の天守の真柱に使用された宗重の大桂
宗重の大桂
この宗重の大桂は、樹齢700年の巨木でしたが、慶長年間津山候森忠政が津山の鶴山に城を築いた時に天守の心桂に使われました。
その切株の跡に洞を形成し、再び芽が出て成長して今日の形になったと言われています。
津山城の建物は、現在ありませんが、立派な石垣と桜の名所です。鏡野町
(文:現地看板より)(2021年11月3日撮影)
宗重の大桂
この宗重の大桂は、樹齢700年の巨木でしたが、慶長年間津山候森忠政が津山の鶴山に城を築いた時に天守の心桂に使われました。
その切株の跡に洞を形成し、再び芽が出て成長して今日の形になったと言われています。
津山城の建物は、現在ありませんが、立派な石垣と桜の名所です。鏡野町
(文:現地看板より)(2021年11月3日撮影)
社殿の左手にある1号樹、そのすぐ後の2号樹、また社殿の右手と奥にも見かけられる。1号樹の根元は空洞になっており、永い年月を経たことを物語っている。
1号樹 目通周囲2.42m、根元周囲4.20m、樹高20m、推定樹齢250年
2号樹 目通周囲1.55m、根元周囲2.42m、樹高20m、推定樹齢200年
ツクバネガシは、日本と台湾に自生する暖帯性のカシで光沢のある葉が、正月につく羽根に似て、枝の先端から4枚の羽根のような葉がでている。
県下のツクバネガシの自生地では、ここが北限といわれる。
勝北町上村 朝吉神社/町文化財(天然記念物)/昭和55年4月1日指定
(文:『勝北町の文化財と石造美術』より)(2018年8月26日撮影)
津山市吉見にある早瀬家の庭先にあるイヌマキ(マキ科)で、加茂に通じる県道からもよく見える。樹幹は地上3mで二股に分かれている。推定樹齢:350年、目通り周囲:2.2m、樹高:15m。早瀬家は、吉見地区の旧家であり、江戸時代には庄屋であった。(文:『津山の名木百選より抜粋』)(撮影2017年7月1日)
このムクノキは樹齢約1000年、幹の太さは目通り周囲9.4m、樹高25m、枝張りは南北30mあって県下最大のムクノキです。ムクノキは関東以西の本州、四国、九州に分布し、山地にも生えますが、しばしば人家付近や道路わきに植えられます。5月の若葉が伸びる頃、淡緑色の小さな花を付け、秋には直径12mmほどの黒い実を付け、この実は甘くて食べられます。ムクノキは家具等に使われる他、葉は細工物を磨くのに使われます。 環境省・岡山県(文:立て看板より)(撮影2017年11月19日)
津山市指定天然記念物 広戸神社境内の杉(勝北町大吉)
広戸神社の拝殿の前にある老杉で、目通周囲5.6m、根元周囲10.5m、樹高28.0m、推定樹齢500年、枝張りは東へ8m、北へ5m、西へ10m、南へ10m、広戸風の影響により北へ出た枝は特に短い。
天文2年(1533)出雲国富田城主尼子経久が作北の地に侵攻し、尼子の武将三好安芸守が、広戸弾正の立てこもる矢櫃城を攻めたとき、本社は兵火にかかり焼失した。戦勝した尼子氏は、広戸神社の社殿を新築し、社頭に杉・藤を植えて神慮を慰めたと伝えられ、そのとき植えられた杉が本樹で「尼子杉」と呼ばれている。
(文:勝北町の文化財と石造美術より抜粋)(2015年11月28日撮影)
『虚空蔵さん』で良く知られている萬福寺は、和銅7年(714年)に開山された真言宗の古刹である。
この萬福寺は福一万で、伊勢朝熊の智彗一万、陸奥柳井津の力一万と共に日本三所の虚空蔵尊である。
また高峯黒沢山の頂上付近に位置しており、その眺望はまことに絶景である。
なお、縁日は旧暦1月12~13日であったが、平成のころから2月最後の「金土日」の3日間に行われるようになった。参詣者は各地より数万人に及ぶという。
お寺の境内に名木百選に選ばれた『萬福寺のアカガシ』がある。この木は樹林の中で最も大きいアカガシである。推定樹齢400年、目通り周囲4m。(文:『美作一宮 郷土の遺産』より)(2017年3月20日撮影)
2017年4月23日の尾所のさくらです。とても清々しく、雲一つない良い天気で最高の花見をさせていただきました。また、大勢の花見客が来られていて、まったりとした気持ち良い時間を過ごしておられました。途中、両親と来ていた可愛い子どもさん二人が、しきりに写真を撮るシャッター音が山に響いていて微笑ましくて、しばらく眺めていました。子どもの感性そのままのきっと良い写真が撮れているだろうと思いました。
阿波八幡神社のスギ 所在地/阿波村位登山 所有者/阿波八幡神社 推定樹齢/500年 目通り周囲/5.0m 樹高/40m 阿波村指定天然記念物(昭和44年10月30日付)
県道加茂用瀬線に面して一際茂った森にある。全村一社の八幡神社で、当社の花祭は有名である。社叢は位登山と古称され阿波村の天然記念物に指定されいる。また境内には、スギ・ヒノキ・ケヤキ・モミ・トチノキなどが成育しており、特にスギの巨樹が多くなかでも本樹は通直で成育もよい。
スギは村の木にも指定されており、村の象徴的な存在である。(文:『津山の名木百選』より)(2017年2月4日・4月15日撮影)
物見神社のモミ(マツ科)
所在地:加茂町物見・所有者:物見神社・推定樹齢:200年・目通り周囲:3.7m・樹高:25m
県道津山智頭八東線より北に150mのところの山寄りで物見集落の中程にある神社で、物見の名称を社号とした新しい氏神である当神社境内の東側に大きくそびえている。
本樹は右と左にスギの巨樹と並んで生育しており、やや枝張りが少ないが、神社の象徴木としての趣がある。神社の近くにはアラカシの巨樹が生育している。(文:『津山の名木百選』より)(2017年2月25日撮影)
無量山 極楽寺のカヤ(イチイ科)
所在地:加茂町宇野・所有者:極楽寺・目通り周囲:4.5m・樹高:28m・推定樹齢:380年
県道加茂寺元線より西へ150m行ったところにある極楽寺は、元禄年間(今から約280年前)に当地宇野に移り、新御堂山 極楽寺と称された。本樹は当時の創設以前から生育していたもので、幹は地上8mのところから双幹となっている。過去雷の被害を受けたこともあり、昭和30年までは雌木もこの近くにあったが伐られ、現在あるのは雄木だけである。(文:『津山の名木百選』より)(2017年2月25日撮影)