神庭の滝(真庭市勝山)
神庭の滝自然公園(動画はこちらから)
神庭の滝は「日本の滝百選」にも選ばれた、高さ110m、幅20mの中国地方随一のスケールを誇る名瀑。断崖絶壁を流れ落ちる滝の豪快さはいうまでもなく、まるで白布をまとったようにも見える水しぶきは霊験さを感じさせてくれます。滝の中央には黒い岩が突起し、落下する水しぶきに逆らってのぼる鯉に似ていることから「鯉岩」と呼ばれています。
下流には、草葺き屋根から雨のしずくが落ちる姿に似ている「玉垂れの滝」や石灰岩が浸食されてできた「鬼の穴」と呼ばれる洞窟もあります。
これらを含む周辺は、国指定の名勝、県立自然公園に指定されており、広大な渓谷内には種々の樹木が繁り、四季を通じて美しい景観を楽しむことができます。(カエデやカツラなどの紅葉が織りなす秋の風景は秀逸です。) (文:神庭の滝自然公園パンフレットより)
お土産売り場や休憩所があります。ここで車から下車します。
神庭の鬼の穴
ここから崖上に向け階段を上ると「神庭の鬼の穴」があります。
この鬼の穴は、石灰岩が水の浸食により出来た洞穴で、奥行 約75メートル、入口付近の高さ 約8メートル、幅 約1.5メートルあり、最奥部は幅も狭く土砂が堆積していますが、この奥は西に約3キロメートルの所ににある「神代の鬼の穴」に通じるという伝説があります。
胴内に生息するオニメクラチビゴミムシは、1955年に「神代の鬼の穴」で発見された新種で、この地域特有の洞窟生活に特化した貴重な生物として知られています。
この遊歩道には345袋(2070kg)のヒノキチップが使用され、表層の温度上層を抑えているそうです。
ヒノキの端材をリサイクルしたエコ商品を敷き詰めた遊歩道です。
「園内には昭和32年に大阪大学の手で餌付けされた野生の猿が約180匹生息しています。」とのことですが、この日は一匹も見なかったのでお聞きしたら、「管理されていた方が退職されたからかなぁ~。」とのことでした。
カエデやケヤキ、カツラ、ウツギなど豊かな自然がよく残されています。
神庭の滝到着すると、ものすごい水煙です。
水しぶきで霞む神庭の滝 親子で来られていましたよ。
途中の山際にはいく筋もの滝が流れていました。