M&Y記念館コレクション「立原位貫」展PART-2
8/2(火)~9/11(日)までは、M&Y記念館コレクション「立原位貫」展PART-2として、立原位貫氏の自伝「一刀一絵」で紹介されている作品を中心に展示が行われています。
「現代の浮世絵師」と呼ばれる立原位貫氏。今回は、M&Y記念館がコレクションする立原位貫氏の作品の展示です。
作家・江国香織が感動し書籍として出版された「竹取物語」作品、夢枕獏の本の表紙に使われた作品、東京の歌舞伎座のこけら落としに向けて制作した最新作「歌舞伎役者・市川亀次郎」作品など、オリジナル作品です。また、今回は「市川亀次郎」の版木もあわせて展示しています。
色、髪の毛や文字が微妙に違います。
滅多に見ることの出来ない版木です。
展示風景です。
見るもの全てが本当に版画なのかと疑うくらいです。
どうです。繊細な色にうっとりしますね。 夢枕獏さんの本の表紙に使われています。
東京の歌舞伎座のこけら落としに向けて制作した最新作「歌舞伎役者・市川亀次郎」作品。また、立原位貫さんは猫がお好きだそうで、いくつかの作品に猫が描かれています。
この鯉も見事です。
夢枕獏の本の表紙に使われた作品
2F特別展示のご案内
○棟方志功常設展示作品リニューアル
このたび、棟方志功の展示作品をリニューアルしました。
谷崎潤一郎の津山で詠んだ短歌を棟方志功が作品にした「夕涼の柵」をはじめ、「大首」と呼ばれるさまざまな女性を大きく彫った板画作品のほか、書、油絵、などを中心に新たに展示しました。
どうぞ、新たな棟方作品をお楽しみください。
上記企画展の開催場所等の共通事項は以下のとおりです。
開催場所:棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)
所在地:〒708-0814津山市東一宮13-8
入館料=500円(1F企画展、2F常設展ともご覧いただけます)
開館時間:10:00~17:00
休館日:木曜日(月曜日から変更になりました)
連絡先:0868-27-3239(TEL/FAX)