第9回津山国際総合音楽祭が9月13日から10月19日にわたり開催されます。国内外から著名な演奏家を迎え開催される国際的な音楽祭ですが、津山市民参加のプログラムがあることをご存知ですか?
今回、津山瓦版では、そんな市民参加型のプログラムに出演する、中高生のみで結成されたジャズバンドに注目してみました。
メンバーたちが出演するのは9月27日に開催される津山ジャズフェスティバル「アマチュア・ジャズバンドの祭典」。
その本番に向けて、熱の入った練習を行ってるメンバーたちのもとにおじゃましてきました。
去年の9月に募集を行い、今年1月に結成。メンバーは津山近郊の中学、高校に通う12歳から18歳までの男女18人。指導は、津山市を中心に活動しているダークアイズ・ジャズオーケストラのメンバーが務めています。
メンバーたちに話しを伺ってみたところ、吹奏楽経験者が多く、「リズムの取り方がむずかい。」「6年間ブラスバンドを続けてるけどリズムの取り方がまったく違う。」など、吹奏楽とジャズとの違いに驚きや戸惑いの声が多く聞こえました。ですが、「新しいことにチャレンジしてみたかった。」「思った以上に楽しいです。」「すごくおもしろい!」など、楽しんで練習していることがメンバーの話を通して伝わってきました。
演奏も聴かせてもらったのですが、本当にわくわくするような、こっちまで楽しくなるようなそんなリズムと音で練習場が溢れていました。
指導しておられる講師の方も、「ジャズは吹奏楽とは違い、ノリやリズムがまったく違うので子供たちはそこで苦労していると思う。ただ、呑み込みが早いので、だんだんとジャズらしい演奏や音がでるようになってきた。」と語ってくれました。
新しい事にチャレンジし、一生懸命練習する姿に期待が膨らみます。どんな演奏が聞けるのか、9月27日の本番が楽しみですね。