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※この記事は2008年の特集です。

 


国民運動 「交通事故ゼロを目指す日」〜生活安全プロジェクト〜

昨年(平成19年度)の交通事故による死者数は5,744人でした。
少なくなりつつありますが、記録が残る昭和43年以降、交通死亡事故のなかった日はないそうです。
交通ルールを守り、交通マナーを良くしていき、交通事故を未然に防ぎましょう。


国民一人ひとりが実践すべきマナー

子供の交通事故の特徴
下校時から夕方までの時間帯に多発する傾向があります。また、小さい子どもほど自宅の近くで事故が発生しています。
歩行中の飛び出し、駐車・走行車両の直前・直後の横断、信号無視、自転車乗用中の安全不確認・一時停止などが高い割合を占めています。
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●歩道からの急な飛び出しは危険です!
●交差点での左右の安全確認はしっかりやりましょう!

高齢者の交通事故の特徴
歩行中や自転車乗用中の死者数は、高齢者がいずれも全年齢層の約3分の2を占める高い割合にあります。
高齢者は、他の年齢層の者と比べて、道路横断時(横断歩道外横断、走行車両の直前・直後の横断等)の違反割合が特に高くなっています。
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昨年の事故例
●夜間出歩くときは反射材を活用しましょう!
●地域の手でお年寄りを交通事故から守りましょう!

シートベルト・チャイルドシートの着用
シートベルト・チャイルドシートを着用していなかった者の致死率は、着用していた者に比べると9倍以上と極めて高く、着用率の向上は交通事故被害の軽減の要因となっています。 イメージ3
めざせ!100%シートベルト着用運動
(着用していた場合としていなかった場合の比較)
●全員が締めていますか?シートベルト!
●安心は膝の上よりチャイルドシート!

自転車事故の増加
自転車の対歩行者事故の発生件数は、10年前の約5倍に増加しています。
無灯火や二人乗り、乗用中の携帯電話使用、歩道等での暴走など、自転車の危険な通行実態が指摘されています。
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知っていますか
自転車の交通ルール(罰則等)
●自転車に乗るときはヘルメットを着用しましょう!
●自転車の無灯火や二人乗りは止めましょう!

飲酒運転の根絶 イメージ5

車、酒の提供を厳罰化!
同乗することも禁止です!

罰則が引き上げられています

●ハンドルキーパーの推進

自動車で飲食店に行く場合、仲間同士や飲食店の協力を得て飲酒しない人(ハンドルキーパー)を決めて、飲酒しない人が仲間を送りましょう。


交通事故クイズの答え
問題1の答え B 90分に一人の割合で亡くなっています。
※525,600分÷5,744人≒91.5分/人
問題2の答え B 100人に一人の割合で交通事故を起こしています。
※免許保有者7,990万7,212人÷事故発生件数83万2,454件≒96.0人/件
問題3の答え A 30分以内の事故発生が最多です。自宅・会社等慣れた場所付近で多発しています。
問題4の答え A 40km以下の事故発生が最多です。対歩行者.自転車の死亡事故は、この速度域で発生しています。

問題1
年間、交通事故死者は
どれくらいの割合で発生しているでしょうか。
A. 30分に一人
B. 90分に一人
C. 240分に一人
年間、ドライバーが
交通事故の※第一当事者になる割合は何人に一人でしょうか。
※交通事故の原因となる過失の大きい方、又は、過失が同程度の場合には人身被害の軽い方をいう。
A. 50人に一人
B. 100人に一人
C. 500人に一人
問題3
運転開始後、交通事故
発生までの所要時間で
最も多いのは何分以内でしょうか。
A. 30分以内
B. 30〜60分以内
C. 60〜180分以内
問題4
交通死亡事故発生直前の速度で最も多いのは時速何キロでしょうか。
A. 40km/h以下
B. 40〜80km/h以下
C.80〜100km/h以下
答えはこちら