▲小松崎茂氏の遺品など
小松崎 茂(こまつざ きしげる/1915.2.14-2001.12.7)
画家・イラストレーター
東京府北豊島郡(現在の東京都荒川区)生まれ。
青年期には日本画家を志望し花鳥画ほ堀田秀叢に学ぶが、のちに秀叢の弟弟子の挿絵画家・小林秀恒に師事。1983年に「小樽新聞」連載の講談小説の挿絵でデビュー。科学雑誌「機械化」の挿絵で戦争物の絵や空想科学を題材にした絵を描き評判になり、第二次世界大戦期には少年向け雑誌に戦記小説の挿絵や軍艦、戦車、飛行機などの戦争イラストを数多く発表する。
戦後も数多くの少年雑誌に絵物語、挿絵、図解など多彩な作品を発表。
1960年代の頃からプラモデルの普及に伴い、模型メーカー各社のボックスアート(箱絵・パッケージアート)と呼ばれるイメージ・イラストを数多く制作。またジャンルに囚われず、万年になってもCDジャケットやゲームソフト用冊子のイラストなどを精力的に手がけ続けた。
7/17(土)~08/31(火) 「ぼくたちのあこがれた未来-小松崎茂の世界-」展
時 間:10時~17時
場 所:棟方志功・柳井道弘記念館(M&Y記念館)1F展示室
▲写真:小松崎茂氏とスケッチ
小松崎茂氏は、数多くのプラモデルの箱絵や雑誌の挿絵など、多彩で幅の広いイラストレ-ションで有名です。今回は当時描いた未来の風景を、原画とともにプラモデルのボックス、遺品等を展示します。未来への憧れを感じていただける企画展です。(入館料:500円)
▲写真左:スケッチ 写真右:サンダーバード他
▲写真:サンダーバード他作品と当時の雑誌や書籍
▲写真:小松崎茂作品
▲写真:小松崎茂作品 写真中:戦艦大和の作品の写真:小松崎茂最晩年の作品(油絵)
※7月31日(土)13時30分から作品を提供していただいた
竹中信清さん(小松崎美術館館長・わかさ美術館館長)によるギャラリートーク
演題「小松崎茂とその時代」
問い合わせ:0868-27-3239(棟方志功・柳井道弘記念館)
▲棟方志功の手紙の展示風景と自画像
▲棟方志功の手紙「(S34年アメリカからの手紙)」
棟方志功&柳井道広記念館
岡山県津山市東一宮13-8
(0868)27-3239
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